森絵都『永遠の出口』

私は永遠という言葉にめっぽう弱い子供だった―という書き出しに惹かれて一気読み。私も永遠という言葉にめっぽう弱い子供だったよ!「もう一生○○することないんや・・・」とか、「今日という日はもう一生こーへん」とか思って絶望感に打ちひしがれたりしてた。
1970〜80年代に小学校〜高校時代をすごした主人公の物語で、小学校の頃のお誕生日会のお返しプレゼントとか、サンリオショップでのお買物とか、多少世代は違えどめっちゃ懐かしい話がいっぱい。
ああ面白かったとほくほくしていたら、この人が原作の映画のCMをやっててなんかタイムリーだった。